A&D GX-Z9000 分解清掃調整(6)

AKAI/A&D

ようやくストリップ状態になったGX系メカですが、ここからどうやって分解してよいのか・・・

左から順に、1)サプライ側ピンチローラーアーム、2)ヘッドブロック、3)テイクアップ側ピンチローラーアーム こんな感じで取り外してゆくと良いようです。


と、その前に、現在のヘッドアライメントを見ておきましょう。

テイクアップ側テープガイドは問題なさそうですね。このようなRec/Playヘッドにテープガイドが存在していないヘッドはどのようにしてトラックを正しくトレースさせるのでしょうか・・・。AKAIでは専用のテストテープを用意しており、そのテストテープに記録された信号が規定範囲に収まるようにヘッドアライメントを調整しなくてはならないようです。安易なテープパスチェッカー等でヘッドアライメントを調整してしまうと、他機種との互換問題が発生する事は容易に想像できます。試していませんが、HPRの芝テストテープで代替できるかもしれません。


どうせ外しちゃうけどサプライ側のテープガイドか・・・若干ズレてました。


こちらもモード切替プーリーをシコシコ回してヘッドを命一杯上げた状態で確認します。

突っ込みはいい感じです。

(続く・・・)

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